ハケンの畦道

ハケンとして働いて思うことあれこれ。

私がおばあちゃんになっても。

今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」

いうても私もおばあちゃん。今年は私の年齢であるところの「56」年ぶりが日本中で連呼されるはずだったのに、延期になってしまいましたね。
ハケン生活に入ったのが39歳で、厚生年金に入ったのが42歳と遅めなので、年金どうなるか分かんない。まあ、いいけどさ。

りっすんっていうサイトで、「老後のこと」は考えすぎてもしょうがない、っていうブログを読みました。42歳で生まれて初めて一人暮らしをした、現在64歳のショコラさんという女性のお話。
んー、これがね。
当時はフルタイムで働くお母さんが少なかった、そうです。
畦道は昭和の昔公務員だったので、周りはフルタイムで働くお母さんばっかりだったです。産休どころか出産補助休暇もありましたね。女は外で働くもんじゃないと豪語するのは戦前生まれの母とか、近所のおばさんとか。父はそういうことは言わなかったなあ。
ショコラさんが一人暮らしを始めることになった理由は、別居と離婚、なんだそうです。自分だけ外に出てアパートを借りて、でも子供の生活が変わることは避けたくて元の家に戻ってご飯を作って一緒に食べたり、お弁当を作っておいたりしました。
って。
それって、別居になってないんじゃあ。
ご飯の材料は自分で買って持っていくんでしょうね。結構するよそういうの。お弁当まで作るんですか。何ですかそれ。
ショコラさんは、パートで生活していくのはギリギリなので、化粧品の営業職の求人に応募して、契約社員として働くようになったそうです。そして正社員になり、マンションも購入。ローンも返済したそうです。
これは偉いと思う。周りの人にも恵まれているんだろうなあ。
でもね。
どうしてそんなに「できること」をすべてしてしまうんだろう。
別れた夫の家の近くにアパートを借りて、どっちの家事もこなす。初めての仕事だけど頑張ってこなす。こなしまくる。
ショコラさんは60歳を前にして体調を崩してしまい、パートに戻ったそうです。そして節約したり住まいを整える工夫をしながら楽しく暮らしていけているそうです。
ショコラさんは、「将来のことを考え過ぎてもしょうがないから、今できることを一生懸命考える」と捉えて見るのはいかがでしょう、っておっしゃってますが。
私は嫌です。というか、畦道はもう老後に突入していますけどね。

ショコラさんは、自分の将来のことは考えないけど、子供の将来のことは考えるんでしょう。
つまり、自分のことは後回しにして子供のことだけ考えているお母さんになれ、ってことですか。
畦道の母は、「お母さんはいつでもあんた達のことだけ考えている」と常に常に言っていました。母の言うことはほとんど聞き流していたのですが、あんまりにもしつこいのでうんざりしました。早く家を出たい、自分で自分を養える力をつけたい、ってずっと思っていました。

将来のこと、考えましょうよ。ちゃんと。
今できること、それってどうしてもしなきゃいけないか、もう一回考えてみましょうよ。できるからって、何もかも引き受けるのはやめてみましょうよ。